歯並びの乱れさまざまな悪影響を及ぼします。歯並びが乱れている方は矯正治療によって改善することが望ましいでしょう。こちらのページでは、習志野市の福井矯正歯科が乱れた歯並びのデメリットや乱れた歯並びの種類、矯正治療の必要性についてご説明します。
乱れた歯並びは見た目が悪いだけではありません。虫歯・歯周病などの口腔内の病気、発音の乱れ、全身への悪影響など、数々問題を招く恐れがあります。
虫歯・歯周病
歯が重なっていたり、乱れたりするため、磨きにくい箇所が出てしまいます。磨ききれなかった箇所には、プラークがたまり、虫歯・歯周病を引き起こします。
顎への負担
歯並びが乱れている方は、上下の歯をうまく咬み合わせることができません。咬み合わせのズレは顎関節への負担になり、顎関節症や顎の痛みなどを引き起こすこともあります。
発音の乱れ
乱れた歯並びは、舌を正しい位置に置けない、歯と歯の隙間から音が漏れるなど、正しい発音をする際のマイナス要素となります。歯並びの乱れは、滑舌や発音が悪くし、コミュニケーションがとりにくくなるという弊害も生まれるのです。
全身への悪影響
歯並びが乱れることで左右のバランスがとりにくくなり、肩こりや腰痛、頭痛など全身の不調を招く恐れがあります。
社会的評価
欧米では、歯をきれいにすることがマナーのひとつとされています。乱れた歯並びの方が矯正治療するのは常識です。そのため、歯並びが乱れている人は、自己管理能力がないと認識されてしまうのです。国際化が進み、海外の人と接する機会も多い昨今、乱れた歯並びは社会的な評価にも関わってきます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の前歯が極端に前に出ている状態。
「出っ歯」ともいわれます。前歯だけでなく、上顎全体が前に出ているケースもあります。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態。「受け口」や「反対咬合(はんたいこうごう)」とも呼ばれます。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下の歯が前に出ている状態。上下の歯がうまく咬み合うことができません。唇が自然に閉じず、口元は尖った印象になってしまいます。
叢生(そうせい)
歯と歯が重なり、デコボコしている歯並びの状態。「乱ぐい歯」ともいわれています。歯が重なっているためブラッシングがうまくできません。
開咬(かいこう)
一部の歯が常に咬み合わない状態。食べ物をうまく咬み切ることができません。
交叉咬合(こうさこうごう)
歯1~2本の咬み合わせが逆になっている状態。顔が左右非対称になることも多く、人によっては歯を食いしばったり、強く咬んだり、できなくなることもあります。
過蓋咬合
上の歯が下の歯に深くかぶさっている状態。「イ」と発音する状態で、下の歯が全く見えないこともあります。上下の歯の接触により、歯がすり減ってしまう恐れがあります。
矯正治療は歯科医師や歯科衛生士だけの力では成功しません。患者さんの協力があって初めて結果が見えてくるのです。矯正治療がうまくいくように、医師の指示に従い、正しく治療を続けていただきたいと思います。
当院からお願いしたいこと
- 決められたスケジュール通りに通院するようにご協力お願いします。
- もしお忙しい場合には、その旨をご相談ください。スケジュールに合わせて矯正します
- 指定された装置を指定された方法で使うようお願いします。
お子さんやご自身の歯並びを整える大切な矯正治療。手間や時間がかかり大変だとは思いますが、当院スタッフと一緒に治療を続け、きれいな歯列を目指しましょう。